ワークシェアリングとは

ワーキングシェアと同義であり、企業などが労働時間を短くすることによって、雇用を多くの人と分け合うという考え方である。

労働時間が短くなるので、その分給料が下がり、消費が落ちるという指摘もされているが、北欧などでは複数の職業を掛け持ちすることも少なくなく、一概に給料が下がるとは言えないようである。

日本で実践するには、福利厚生や社会保障の問題をどのようにクリアするかというのが課題になってくる。

オランダは全世界でみても、最もワークシェアリングが進んでいる国であり、その背景には社会保障費の負担減免やフルタイム労働者とパートタイム労働者の条件にあまり格差がないという政策が影響していると考えられる。

これから日本でもワークシェアリングが普及してくるのではないかと言われている。