モラールとは
モラルや道徳とも呼ばれ、人間が無意識に持っている善悪の判断基準である。
人が違えば価値観も違い、善悪の判断基準も異なると考えられるが、多くの人に共通している判断基準を特にモラルという。
しかし、その性質上、文化や風習、宗教や政治により大きく変わってくるのもモラルなのだが、一概にこれがモラルであるということは言えないところにこの概念の難しさがある。
アメリカの心理学者であるローレンス・コールバーグは、人間の道徳は6つの段階を経て発達していくことを明らかにした。
またその6段階も3つのレベルに分けられるとした。
これをコールバーグの道徳性発達理論といい、日本でも道徳教育や司法行政分野において、様々な形で応用されている。
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