群化の法則とは
人間の視知覚は、事物を認知する際にバラバラに認知するのではなく、あるまとまった一つの塊として認知する傾向がある。
どのような要因がある時に一つのまとまったものとして認知できるかというものを心理学者のヴェルトハイマーがまとめ、そのまとめられたものは群化の法則、またはプレグナンツの法則と呼ばれている。
群化の法則は「近接要因」、「類同要因」、「閉合要因」、「良い連続の要因」から成り立っている。
例えば、かぎかっこなどは、始まりのかっこと閉じかっこが二つ並んでいたら、我々はそれを一組であると認知する。
今の例は閉合要因であり、かぎかっこを一つのまとまりとして認識していることの根拠である。
以上と同じように近接して引いてある二本の線を、我々は一つの塊だと認識する。
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