ヒステリーとは
ヒステリーとは、かつて用いられた精神医学の用語であり、現在では転換性障害、もしくは解離性障害という病名が用いられる。
持続的なストレスに晒された際に精神症状として症状が出るのではなく、身体症状、特に四肢の痙攣などで症状が出るものを転換性障害という。
生涯に一回だけかかって終わる場合もあれば、再発をくり返す場合もある。
一般的にヒステリーとして用いられる、感情の抑制が効かず爆発的に怒ったり暴れたりする様子は、精神医学用語としてのヒステリーではない。
ただし、一般的には解離性障害のほうがヒステリーとして広がっているため、日常的な会話の中で用いられるヒステリーとは、感情の抑制が効かず爆発的に怒ったり暴れたりしてしまう様子としての意味が大半を占めているといっても過言ではない。
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