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請負とは

甲が乙に対して、一定の仕事を完成することを約束し、乙はその事が完成すれば一定の報酬を与えることを約束するという形の契約(民法第632条)。

契約の目的は、請負人によって完成されるべき一定の仕事そのものであり、この点が労務を提供すること自体を目的とする雇用契約(民法第623条)とは異なる。

一定の仕事を完成させるために、請負人は自由に補助者や下請人に仕事をさせることができる。

建設業、造船業は請負契約による下請混在作業が多いため、安衛法では労働災害を防止するためにこれらの作業について統括安全衛生責任者を選任するなどの安全衛生管理体制を義務づけている。

 

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