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脂肪の分解・脂質の代謝

学習の急所

脂質十二指腸で胆汁に混合される。
脂肪膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。
胆汁アルカリ性で、消化酵素は含まない。脂肪を乳化させ脂肪分解の働きを助ける。
肝臓過剰な蛋(たん)白質及び糖質を中性脂肪に変換する。
コレステロール・リン脂質神経組織の構成成分。肝臓で合成され、血液によって全身に運ばれる。


過去問でトレーニング

過去問(令和6年4月)問38

脂肪の分解・吸収及び脂質の代謝に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

脂肪は、膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵(すい)アミラーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解される。

◯正解 誤った記述です。
膵(すい)臓から分泌される消化酵素である膵リパーゼにより脂肪酸とグリセリンに分解されます。

胆汁は、アルカリ性で、消化酵素は含まないが、食物中の脂肪を乳化させ、脂肪分解の働きを助ける。

正しい記述です。

肝臓は、過剰な蛋(たん)白質及び糖質を中性脂肪に変換する。

正しい記述です。

コレステロールやリン脂質は、神経組織の構成成分となる。

正しい記述です。

脂質は、糖質や蛋(たん)白質に比べて多くのATPを産生するエネルギー源となるが、摂取量が多すぎると肥満の原因となる。

正しい記述です。


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