神経系
学習の急所
中枢神経系 | 脳 脊髄 神経細胞の細胞体が集合しているところ「神経核」 |
末梢神経系 | 体性神経→運動神経・感覚神経 自律神経→交感神経・副交感神経 神経細胞の細胞体が集合しているところ「神経節」 |
大脳 | 表面「大脳皮質」 神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能。 内側「大脳髄質」 神経線維が集合した白質。 |
交感神経 | 身体の機能をより活動的に調節する働き。交感神経の亢進は、消化管に対して運動を抑制させ、心臓に対して心拍数を増加させる。 |
副交感神経 | 身体の機能を回復させる働き。副交感神経の亢進は、消化管に対して運動を促進させ、心臓に対して心拍数を減少させる。 |
過去問でトレーニング
過去問(令和6年4月)問36
神経系に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
神経細胞の細胞体が集合しているところを、中枢神経系では神経節といい、末梢(しょう)神経系では神経核という。
◯正解 誤った記述です。中枢神経系では神経核、末梢神経系では神経筋です。
大脳の外側の皮質は、神経細胞の細胞体が集合した灰白質で、感覚、運動、思考などの作用を支配する中枢として機能する。
正しい記述です。
副交感神経系は、身体の機能を回復に向けて働く神経系で、休息や睡眠状態で活動が高まり、心拍数を減少し、消化管の運動を亢(こう)進する。
正しい記述です。
自律神経系は、交感神経系と副交感神経系とに分類され、各種臓器に対して両方の神経が支配している。
正しい記述です。
体性神経には感覚器官からの情報を中枢に伝える感覚神経と、中枢からの命令を運動器官に伝える運動神経がある。
正しい記述です。
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