脳血管障害及び虚血性心疾患
学習の急所
脳血管疾患
| 出血性病変 | くも膜下出血 | 脳表面のくも膜下腔に出血する |
| 脳出血 | 脳実質内に出血する | |
| 虚血性病変 | 脳血栓症 | 脳血管自体の動脈硬化により狭くなった血管に血栓ができる |
| 脳塞栓症 | 心臓や動脈壁の血栓等がはがれて脳血管をふさぐ |
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過去問（令和６年４月）問３１
脳血管障害及び虚血性心疾患に関する次の記述のうち、誤っているものはど
れか｡
脳血管障害は、脳の血管の病変が原因で生じ、出血性病変、虚血性病変などに分類される。
正しい記述です。
出血性の脳血管障害は、脳表面のくも膜下腔（くう）に出血するくも膜下出血、脳実質内に出血する脳出血などに分類される。
正しい記述です。
くも膜下出血は、通常、脳動脈瘤（りゅう）が破れて数日後に発症し、激しい頭痛を伴う。
◯正解 誤った記述です。数日後ではなく破れたら急激に激しい頭痛を伴います。
虚血性心疾患は、心筋の一部分に可逆的な虚血が起こる狭心症と、不可逆的な心筋壊（え）死が起こる心筋梗塞とに大別される。
正しい記述です。
心筋梗塞では、突然激しい胸痛が起こり、「締め付けられるように痛い」、「胸が苦しい」などの症状が、１時間以上続くこともある
正しい記述です。
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